楽天やアマゾン、Yahoo!ショッピングなどの各モールではたくさんのショップがそれぞれの商品をそれぞれの価格で販売しています。
ショップごとに仕入れ値や利益率が異なる分、価格差が生まれるのは当然ですが、可能であれば自社の利益を損ねない範囲で最安値、もしくは最安値に近い価格を提示したいものです。
今回はECサイトで他店の最安値と連動しながら自動更新する方法についてご紹介します。
ECサイトやオンライン販売では最安値の扱い方が大事
ECサイトやオンライン販売では最安値であることが顧客やユーザーの購買意欲の増加や購入するショップとしての条件になりがちです。
ただし、最安値の扱い方を間違えると、ECショップやオンライン販売としての商売が成り立ちません。
まずは最安値についてどのように考えるべきかチェックしましょう。
他店の最安値、必ずしも利益が出ているとは限らない
楽天やアマゾンで商品を閲覧していると、明らかに金額に差を感じることがあります。もちろん、商品そのものが違えば金額が違うのも当然ですが、同じ商品なのに1000円、2000円、と差があれば顧客やユーザーはそちらのショップで購入したくなるでしょう。
しかし、他店の仕入れ値については明確にはわかりません。もしかしたら、利益を度外視してショップとしての認知度の向上、または別のマーケティング戦略を描いている可能性もあります。
最安値は重要なポイントではありますが、必ずしも利益が出ない価格かもしれないこと、最安値だけにこだわってはいけないとまずは理解しましょう。
無理に最安値の勝負をすると利益を損ねるどころかマイナス
商品の仕入れの状況や仕入れ値によっては明らかに定価や適切な価格とは言えない価格を提示できます。
単純に定価や相場が1000円のものを500円で売ったとしても利益が出るショップと利益が出ないショップがあるということです。
そして、利益が出ないショップが利益の出るショップと最安値で勝負してしまうと、利益を損ねるどころかマイナス、ECサイトやオンライン販売の運営として成り立たなくなります。
採算度外視というのは、豊富な資金力などの体力がある企業や組織であれば行えることですが、もしそうであったとしてもマイナスになるようなことはすべきではありません。
すべての商品の仕入れ値や利益、在庫数の把握が難しいのは明白
目視や手動で価格調査や価格の更新をしていると、知らず知らずのうちに利益とならないような価格設定をしてしまうようなことも考えられます。
単純にうっかりミスやヒューマンエラー、思い違いや勘違いであったとしても、結果的に損失となれば大問題です。
また、目視や手動による価格調査や価格更新ではなく、自動で調査、価格更新する場合でも下限となる価格の設定ができない場合は、本来ではありえない価格に下げられてしまうことも考えられます。
しかし、すべての商品の仕入れ値や履歴、在庫数の把握が難しいことを考えると何らかの形で自動化しなければ人的コスト、時間的なコストが増え続けることになり、結果として人件費が利益を圧迫してしまうような状況に陥ってしまうことも無視できないでしょう。
らくらく最安更新で「他店の最安値と連動」しながら価格を自動更新する
可能であれば価格調査や価格更新を自動化したい。同時に設定した価格以下にならないようにして、無益な価格勝負をせず、最安値と連動してほしい。
もし、そんな都合の良いツールをお探しであれば、ぜひとも当社の提供する「らくらく最安更新」をご利用ください。
ECサイトやオンライン販売における価格調査から価格更新の自動化など、課題や問題点となる部分を解決できます。
らくらく最安更新について簡単に説明しますので、ぜひとも導入の検討材料にしてください。
価格調査や価格の更新の自動化が可能
らくらく最安更新は自動で価格調査と価格の更新が行われます。人的なコスト、時間的なコストの大幅な削減となるだけでなく、価格の決定や更新における手間やストレスが少なくなります。
例えば「この価格なら売れるけれど利益が出ない」や「もう少し価格を下げた方が良いのか」という悩みがなくなります。同時に手動や目視による作業時のうっかりミスやヒューマンエラーの軽減となり、その時の気分や勘など、曖昧なものに左右されなくなるのも大きなメリットです。
更新頻度が多く、売り時を逃がさない
らくらく最安更新は任意のタイミングで1日12回価格チェックと更新が可能なので売り時を逃がしません。人的リソースを必要としないので、祝祭日や営業時間外の対応も可能であり、リアルタイムに適切な価格を提示しながら機会損失を減らします。
顧客やユーザー側としても、購入したいと思ったタイミングで適切な価格で提示されていれば、不安を感じることなく購入できます。
最低価格の設定によって「自動更新の弱点」を解決
らくらく最安更新は価格勝負や価格競争とならないように下限価格の設定が可能です。
また、設定した価格と他店の最安値を比較しながら、適切に価格を上げていくことも可能となっており、利益のでない価格を外しながら、利益が出る価格まで底上げできます。
単に価格を吊り上げるということではなく、他店と比べて価格差が広がらないようにすることで顧客やユーザーの「相場」と考える価格から外さないことにもつながります。
逆に、知らず知らずのうちに相場より高く設定されてしまった価格も自動で相場に引き下げることができるので「他店と比べて1000円以上高い」や「倍以上の値段で売っているショップ」と評価や判断を受けずに済みます。
下限価格を設定することで自動更新における価格の吊り下げなどの弱点を解消しながら、利益の出る価格を提示し続けることが可能です。
まとめ:更新頻度が高いからこそ「価格」で勝負できる
今回はECサイトやオンライン販売における最安値についてと、最安値と連動しながら価格調査と価格更新できるらくらく最安更新についてご紹介しました。
価格が単純に安いというよりも、利益を損ねず、顧客やユーザーが安心できる価格というのが健全で適切な「最安値」と言えます。
同時に、極端に相場から離れた価格、安すぎる場合や高すぎる場合でも顧客やユーザーによっては不安に感じたり、購入するショップの選択肢として除外されてしまうことを忘れてはいけません。
価格調査や価格の更新が自動化されることで、利益を損ねない価格の提示ができるようになれば、自然とショップとしての評価が上がり、リピートや新規顧客の開拓にもつながるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がECサイトやオンライン販売されている方で最安値でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
らくらく最安更新は無料でお試しいただけます