ネットショップを運営していると、努力しても売れない、工夫しても効果がない、など、なぜ売れないのか理由がわからずに悩むことがあります。
そんな時は下手にマーケティング施策を数打つより、値段一本で勝負した方が価格ありきのエンドユーザーにリーチしやすく、ニーズに応えられることにつながり、結果として利益や売上にポジティブな影響を与える可能性が高まります。
今回は、ネットショップで売れない理由に悩む時にありがちなこと、そして価格ありきのエンドユーザーに対応する方法についてお話します。
ネットショップで売れない理由に悩む時にありがちなこと
はじめに、ネットショップで売れない理由に悩む時にありがちなことを解説します。
価格がユーザーに響いていない
ネットショップで売れない理由として、価格がユーザーに響いていない=ニーズに応えられていないことが挙げられます。
昨今ではメーカー希望小売価格で各店が足並みをそろえるという風潮ではなく、各種モールのポイント・送料無料も含めて最安値による価格での提供がごくごく自然になったと言えます。
ユーザーとしても同じ商品なら1円でも安い方が良いですし、1円でも安く購入できたショップでリピート購入、またはファンとして継続的に購入してくれる可能性も高まります。
価格による露出効果を最大限に活かせていない
ネットショップで売れない理由として、価格による露出効果を最大限に活かせていない=ユーザーにリーチしていないことが挙げられます。
商品によっては、検索条件の価格帯から外れてしまうだけでユーザーの視野に入ることはありません。
価格が高いと感じられた時点で商品紹介ページ(購入ページ)がクリックやタップされる可能性も限りなく低くなることも考えられます。
単にリサーチ不足・市場調査不足など情報が足りない
ネットショップで売れない理由として、単にリサーチ不足・市場調査不足など情報が足りないことが挙げられます。
単純な話、相場や価格帯の平均が1000円の商品を自社だけが1500円で販売していたとすれば、明らかにショップとして選ばれることはありません。
ユーザーとしても1000円で購入した方が良いですし、むしろ、なぜ1500円で売っているのか?と怪しまれることもあります。
実際にどのような相場なのか、どのような価格帯なのかを知らなければ、価格ありきのユーザーには選ばれることはなく、結果として売れない状態が続いてしまいます。
価格ありきのエンドユーザーに対応する方法
次に、価格ありきのエンドユーザーに対応する方法について詳しく解説します。
オンライン上の最安値に挑戦する
ネットショップ運営においては、価格を決定するためのエビデンスとなるデータは価格調査で得られるという利点があります。
そのため、オンライン上で公開されている競合他店やライバルショップの価格調査を行い、その結果を元に最安値に挑戦するのは難しくありません。
オンライン上の最安値に挑戦する形であれば、価格ありきのエンドユーザーのニーズに応えられるようになり、結果としてファンやリピーターとなるユーザーの分母を増やすことにつながります。
検索結果の価格による絞り込みに入ることを意識する
価格調査や価格更新を行う際、検索結果の価格による絞り込みに入ることを意識することも大切です。
例えば、楽天では価格の上限や下限を指定して検索することが可能であり、相場や価格帯から外れないことで絞り込んだ検索結果に入ることができます。
逆にアマゾンにおいては、段階的に●●円~●●●円という形で価格帯が決まっているため、相場や価格帯から外れてしまうと、検索結果に入ることができなくなってしまいます。
どちらの場合においても相場や価格帯から外れないようにすることを意識し、ユーザーの視野・視界に入ることを重視しましょう。
同じく最安値とすることで「価格が安い順」などの絞り込みによって上位に表示させることも意識すると、さらに効果的であり、購入してもらえる可能性や選ばれる可能性が高くなることが期待できます。
最安値と最安値でない価格にメリハリをつける
取り扱う商品によっては、必ずしも最安値で価格を提示できなこともあるでしょう。
そういった場合において、最安値で勝負する商品と、妥当および適当である価格で提示し続ける商品でメリハリをつけることをおすすめします。
ユーザーによっては、普通の価格で売っていないこと自体を怪しんだり、疑ったりするケースもあるので、普通の値段で売ることも信頼・安心につながるためです。
同時に何でもかんでも最安値にしてしまうと、利益があげられなくなります。
ネットショップ運営は慈善事業ではないので、必ず利益をあげること、原価割れや仕入れ値割れにならないよう注意しつつ、時には最安値で勝負!という形で運営していくと良いでしょう。
まとめ:ユーザーの視野・視界に入ること、興味を持てる価格に設定することが大事!
今回は、ネットショップで売れない理由に悩む時にありがちなこと、そして価格ありきのエンドユーザーに対応する方法についてお話しました。
どんなにマーケティングを頑張っても、工夫しても利益や売上が伸びない時、取り扱う商品の値段設定が適切でない可能性も考えることが大切です。
もちろん、必ずしも最安値でなければダメ!ということではありませんが、最安値に近しい価格にした方が、各種検索結果や絞り込みの条件にも残りやすく、ユーザーの選定の対象になる可能性を高めることにつながります。
当社の提供する「らくらく最安更新」であれば、価格調査と価格更新の自動化が可能となり、同時に最安値による勝負が実現できます。
原価割れ・仕入れ値割れとならないよう細かな設定が可能ですので、利益を損ねることなく、価格に関する悩みを解決することにつながります。
現在、らくらく最安更新は「全ての機能をお使いいただける無料トライアル」を実施しておりますので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、価格ありきのエンドユーザーの挙動や対応にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
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