【楽天・ヤフー】価格調査で適正価格をキープ!利益を損ねない5つのコツ!

ネットショップやECサイトオンラインショップを運営すると「適正価格とは何か?」という問題に悩むことがあります。

なぜなら、メーカー希望小売価格、定価、相場などなど、商品の値段にはさまざまな要素が絡む影響で、安くしても定価で売れないこともあれば、定価より高い値段で売れることもあるからです。

今回は適正価格を保つ方法や相場から逸脱せず利益を損ねないための5つのコツをご紹介します。

適正価格とは何か?

適正価格とはさまざまな見方がありますが、EC事業においては「利益が出て売れる値段」と言えるでしょう。

販売する側としては、正直なところ「高く売れる」のが一番良いですが、購入する側としては「安く買いたい」と思うのも自然なことです。

では、ただ値下げをすれば良いのかというと、そう単純な話ではありません。

なぜなら、定価よりも不自然に安すぎると、購入する側は「なんでこんなに安いんだろう?」という疑問が振り払えず、ネガティブな想像をしてしまい買い控えることがあるからです。

また極端な値下げをして売れた場合でも利益が出なければ、事業が継続できません。

これらのことを踏まえると、「適正価格」とは「相場から逸脱せず、利益がでる価格」であると理解できます。

そして『適正価格』を保つには、リアルタイムに変動する相場に合わせて価格設定をすることが求められます。

適正価格を保つ方法と相場から逸脱せず利益を損ねないための5つのコツ

次に適正価格を保つ方法と相場から逸脱せず、利益を損ねないための5つのコツをご説明します。

1.同業他社やライバル店の価格調査を行う

まずは相場を知るために同業他社やライバル店の価格調査を行いましょう。もちろん、メーカー希望小売価格や定価も大切ですが、そもそも売れないことには始まりません。

リアルタイムにどれくらいの値段が相場なのか、実際に売れているショップを把握すべきということです。

ただし、この価格調査の部分が適正価格を知るために一番労力を必要とする部分です。人力による検索や調査は非常に大変ですが、EC事業において必須の作業であることも忘れてはいけません。

2.価格調査によって得た情報を分析する

次に価格調査によって得た情報を最安値や最高値、平均値などの分析を行いましょう。

その他にもメーカー仕入れ値との差を比較しながら、利益が出るラインや利益を損ねる最低ラインを算出しておくことが大切です。仕入れ値に差をつけられていることも十分考えられます。

調査の次の分析においても、データの取扱い次第で見えてくるものが変わります。どう見ても利益のでないような価格も含めてしまうと、かえって利益を損ねるということです。

場合によっては明らかに高い、明らかに安い価格は排除することで、安定して売れる価格を見出すことを意識しましょう。

3.分析した情報に基づいて「利益の出る価格(=適正価格)」を設定

次に価格調査によって得た情報を分析した結果に基づいて自分のショップで提示できる適正価格を決定する必要があります。

基本的には仕入れ値よりも安くせず、かといって極端に高い価格にならないようにすることが重要です。

もちろん、本音としては高ければ高いほど利益が出ますから、高く売りたいのもわかります。ただ、購入する側が買ってくれるかどうかという天秤にかけたとき、高いままで売れないというのは機会損失でしかありません。

逆に値段を安くすれば売れるとしても利益損失になることを考えると、やはり適正価格=利益が出て売れる価格を模索し続けるのが妥当と言えるでしょう。

4.信頼=利益と考え、流行り廃りによる値引きや強引な値下げに付き合わない

利益とともに信頼を損ねないためには、流行り廃りによる値引きや強引な値下げに付き合わないことが大切です。

商品によっては新商品であったとしても、最初に価格を安く設定しランキングにランクインさせた後、定価に上乗せした金額に再設定するショップもあります。

いわゆる価格設定というより「悪質な価格操作」と言えるものなので、あまりにも格安かつ強引と思える値段は分析に含めるべきではないということです。

もし、購入する側が「昨日、1000円だったのに今日見たら3000円になっている」と気付いてしまったら、ショップとしての信頼を失うということを、肝に銘じておく必要があります。

たとえ利益が出るとしても、信頼を失ってしまうとすれば中長期的に見てマイナスと考えましょう。

5.価格調査・価格更新ツールを使う

価格調査や価格更新は商品の数だけ作業が必要です。

実際問題として「価格を調べて分析し、価格を更新する作業」というのは人的リソースと時間的リソースが必要なので、金銭的なコストの増加も懸念されます。

適正価格を知りたいだけなのに、リソースやコストが発生するとなれば、せっかくの利益が目減りしてしまうということです。

また、そもそもリソース不足であれば、価格調査や分析、更新することすらできないこともあるでしょう。

これらのお悩みがある販売会社様には、「らくらく最安更新」がおすすめです。

「らくらく最安更新」であれば、価格調査から価格更新までの流れをシステムに任せることができます。

価格調査によって得られた情報の分析もしやすく、価格の上限や下限も設定できることから、不毛な価格競争に付き合うこともありません。

もし、適正価格や価格調査、価格更新でお悩みであれば、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。

まとめ:利益の出る本当の意味での「適正価格」を把握しよう

今回は適正価格を保つ方法や、相場から逸脱せず利益を損ねないための5つのコツをご紹介しました。

適正価格を保つためには、価格調査と価格更新という簡単な作業ですが、人的かつ時間的なリソースを必要とする作業が必要不可欠です。

もちろん、安くしたり、高くしたりするだけでなく、メーカー希望小売価格や定価のままでも「適正価格」の場合もあります。その場合においても価格調査し、分析した上で価格を決定した方がよいでしょう。

また、ちょっとした値段の差で売り切りたいような状況において、他店より安くする場合でも利益がゼロどころかマイナスにならないようにすることも忘れてはいけません。

同時に、購入する側としても同じ商品を100円でも安ければそちらで買いたいと思う心理があること、逆に安すぎることで不必要に不安を感じさせないようにすることも重要になります。

「らくらく最安更新」のようなツールを利用し、価格調査を行いながら「自分が購入する側だったら、どんな価格なら買うだろうか?」という考え方や視点を持つことをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が適正価格について知りたかった方、利益を損ねない価格や値段設定にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

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