ネットショップの価格設定は競合他店やライバルショップとの価格競争でもあり、同時に価格競争に巻き込まれると無駄に疲れることでもあります。
また、メーカー希望小売価格で売れることもあれば、そのまま放置してしまうことで、売れずに困ることもあるので非常に困ります。
今回はネットショップの価格設定に関する基本とネットショップの価格設定に専用ツールをおすすめする理由についてお話します。
ネットショップの価格設定に関する基本
はじめにネットショップの価格設定に関する基本について簡単に説明します。
価格設定の基本その1「価格調査」
価格調査は競合調査、市場調査、もしくは相場を把握することを意味します。価格調査をしないままですと、ユーザーの価格におけるニーズに合致せず、購入対象から外れます。
また、ユーザーは安いから買うというよりも、他のショップと比べて、安すぎない、高すぎないということで安心する場合もあるため、モールや比較サイトの価格帯から離れてしまうとかえって不安になることも考えられます。
実際、他で1000円で販売されているものが、500円だと買いにくいのではないでしょうか。その他にもメーカー希望小売価格が1000円、相場が900円なのに、なぜか750円、600円であれば、何かあるのではないかと勘ぐられる可能性もあります。
どの価格設定なら不安を感じさせないか、平均値にすべきかなど検討するためにも価格調査による情報収集・データ収集は基本中の基本と言えます。
価格設定の基本その2「価格調査の頻度」
価格調査の頻度については、価格が変化しにくいものもあれば、次のモデルが販売された、バージョンアップした商品が売られているなどのタイミングで、相場が崩れることもあります。
そのため、毎日かつリアルタイムでないにせよ、定期的・定点的な頻度で調査することを推奨します。同時に一過性の価格や大幅な値引きに影響を受けないようにするためにも、以前の相場についてもある程度把握しておくのがおすすめです。
また、ユーザーの土日休みや連休など、対応しにくい時間帯に変動することもありますし、モールのセールやキャンペーンに合わせて突発的に安くなることもあるので、イベントごとや購入が多い曜日に合わせて、見逃すことのないよう調査できる体制を整えておくべきでもあります。
価格設定の基本その3「調査結果を反映する時間の短縮」
価格調査とその頻度とともに、調査結果を反映する時間の短縮も重要視すべきです。単純な話、1カ月前、先々週、先週など比較的に古い調査結果に基づいて価格を反映しても、現在に相場観とズレる可能性があります。
ただし、価格調査は取り扱う商品の数とショップの数だけ行わねばならず、多大なる労力が必要なことから、結局古いデータを使わざるを得ないのも事実と言えます。また、価格更新・価格設定の作業自体も、やはり商品の数だけ修正する作業、その前の価格を決定するための判断の時間においてもそれなりの労力・時間を必要とし、価格設定によって売れる・売れないという責任感やプレッシャーがあることも留意しておかなくてはなりません。
何らかの対策を打たなければ、それなりの頻度で価格調査を行いつつ、調査結果を反映する時間も短縮するのが難しくなり、価格による少しの差が利益損失と機会損失になるというジレンマに悩み続けることになりかねないということです。
ネットショップの価格設定に専用ツールをおすすめする理由
次にネットショップの価格設定に専用ツールをおすすめする理由を説明します。
価格調査は自動化すれば楽、人力だと大変
価格調査は専用ツールで自動化すれば非常に楽です。人力だと膨大な調査対象による膨大な事務作業が発生しますが、システムやプログラムに任せればほとんど労力を必要としません。
また、人がいない時間帯や曜日においても自動で調査することができるため、祝日や連休、もしくはモールごとのキャンペーンやイベントの開催に合わせて、ほぼリアルタイムで情報収集ができます。
価格更新は自動化すれば楽、判断に悩むと反映が遅い
自動化した価格調査の結果に基づいて、価格更新も自動化すれば、さらに楽にできます。価格調査の自動化と同じく、曜日も時間帯も関係ありませんし、任意で価格設定の範囲を定めておけば、大幅に相場から逸脱することなく、ユーザーが安心して購入できる価格で更新ができます。
同様に判断に悩むことがなくなり、責任などのプレッシャーやストレスからも開放され、オンライン上の価格への反映が遅くなることもありません。同じく、原価割れや仕入れ値より安い設定にならないよう設定しておけば、利益損失を防ぎつつ、機会損失も防ぐという好循環につながります。
リソースの確保と時間的なコストの削減につながる
価格調査と価格更新を自動化すれば、リソースの確保、時間的なコストの削減につながるため、いわゆる「余裕」が生まれます。その余裕は残業の削減に割り当てても良いですし、半日の有給休暇取得、有給休暇の消費など、働き方改革にもポジティブな影響がでてきます。
また、余裕が生まれることで、生産性のある仕事に従事、もしくは新しいマーケティング施策に挑戦することも可能です。事務作業は大切でありながら、日々に蓄積されると他の仕事ができませんが、専用のツールを使えば、余裕が生まれて働きやすく、やりがいのある業務体制、作業手順が構築できるということです。
まとめ:ネットショップの価格設定の基本を押さえたツールで楽しよう!
今回はネットショップの価格設定に関する基本とネットショップの価格設定に専用ツールをおすすめする理由についてお話しました。
もし、価格調査と価格更新が併用できるツールを導入していないのであれば、当社の提供する価格調査と価格更新の自動化を実現し、価格に関する課題や問題の解決に役立つ「らくらく最安更新」をおすすめします。
価格設定の細かな条件も任意の値で設定可能なことから、利益損失と機会損失を防ぎつつ、ユーザーが安心して購入できる価格を提示できますので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がネットショップの価格設定の基本を知りたかった方のお役に立てれば幸いです。
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